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藍洋塾について

教育理念

PHILOSOPHY

伝える力 – 情報社会を生き抜く

昭和、平成、令和と時代が流れていくなか、私達の生活は膨大な情報量に圧倒されるものへと変化してきました。
 
自分はパソコンやスマートフォンに触れないという方であっても、人と接触しそこに会話がある限り、その内容はネット社会で得た情報に基づくものが多いと思われます。

こうして、子供も含む私達社会の大半の人々が情報の受け手の側に立たされ、必然的に受動的な思考回路となってきているように思います。
 
それでは、このような情報社会をどのように生き抜き抜いていけばよいのでしょうか。

それはまず自分の意見や考えを発表することが、これから私達が生活していく上でますます重要な要素となっていくことを強く認識することです。

会社や学校という組織中におけるプロジェクトチームや委員会、または各家庭を適宜・適切な方向へ導くためには、それらをまとめる力、ひいてはまとまる力が必要であって、

詰まるところそれは、自分の意見・考えをメンバーに説得し、時にはメンバーの意見・考えに納得し、合意を経て目的や目標を達成していくことを意味します。
 
このような考え方を起点とすれば次に、情報社会において私達はその量に溺れることなく、自分に必要な情報を取捨選択しつつ自己の主張を説得力(かつ柔軟性)あるものとしていかなければなりません。

かかる説得力とは、情報を主体(能動)的にとらえ、自己の目的や目標に向かって課題を解決していくことであって、当塾はそれを、情報社会を生き抜く力であると考えております。
このことは、大学・高校入試問題において、記述する力が重視されるようになった現状にも適うと思われます。
 
以上を踏まえ、当塾においては授業内における受講生の発言や質問を第一に大切にしております。

具体的には1クラスを少人数にして構成し、一方的な授業を行うのではなく、極力講師からの発問と生徒の応答を織り交ぜることで、いわば大学のゼミのような雰囲気になるよう努めております(今後の学習塾のあり方参照)。
 
このような授業の実現により、生徒は問われたことに対してどう答えるべきか、すなわちアウトプットの意識を普段から持つようになり、現場(授業)で言いたいことが上手にいえなかったこと等が自ら復習を行う原動力となりうると考えております。

こうして、自己の説得力の向上を意識するようになれば、それに比例して気になるニュース等の幅も広がり始め、自分に必要な情報を積極進取していくようになることでしょう。
 
どんなに世の中が情報に溢れようとも、一人一人に与えられた時間は1日24時間に変わりはありません。

ならばどのように情報を使いまたは使わないかを上手く見極め、結局は現在自分の属するグループや集団の中で、どう自分の考えや意見を表現・実現していくかが有意義でかつ充実した人生を送る鍵となる、

つまりは情報社会を生き抜く力につながると当塾は考えております。
 
最後に、私共が学習塾という存在である以上、受講生を志望校に合格させることが第一の使命であることはいうまでもありません。

とすれば当塾は、受験指導を通じての合格、そしてその一歩先にある受講生の未来を見据え、事業を遂行すること―これが当塾の教育理念であります。