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【英検 2級】ここまできたら食らいつけ-リスニング、いろはのろ(標準編)

リスニング

英検2級を受検する皆様、本年度の一次試験まで残りわずかとなりました。準備は万全でしょうか。
そうでない方も、最後まであきらめず、慌てずにいきましょう。

さて私は、福岡市西区今宿駅前の藍洋塾にて、英語を担当しております、長澤倫康と申します。

今回は、リスニング問題でもう少し得点したいという2級受検生に向けに、頻出テーマの確認という趣旨で、記事にしてまいりたいと思います。

ただしもし現段階で、2級リスニング過去問にて30問中10正解を切っているという方は、いったん準2級記事(心得編)を読み、準2級の問題で1~2回練習してみてください。

当塾の受講生にこれを試みた結果、準2級問題安定して8割以上(24正解)取ることが出来、2級問題でも急に7割を得点するようになりました。

これぞ2級合格への近道だと、私は確信するに至りました(急がば回れ)。

それでは今回も宜しくお願いします。

はじめに-本記事の指針

本記事にあってはまず、書店で販売されている問題集(成美堂出版)に掲載の平成16年度の第3回~18年度の第2回のリスニング問題の第一部(六回分、計90問)を、テーマ別に分類しました(私の分類で約50カテゴリーありました)。

当然その中には、頻出テーマとそうでないものがあり、ならば頻出テーマを最終確認しておくことが正解率アップへの得策だと考えました。

そして第一部の問題は、登場人物が二人での会話の構成であり、場面の想定と、第一発言から会話の流れ(オチ)を、瞬時に予測できることが正解率アップへのカギとなります。

本記事の指針としては、このような第一部の問題を得点源と位置づけ、以下テーマ別にどのようにポイントを押さえていくべきかを述べてまいります。

店内での質問・問い合わせ

これは、二級リスニング問題において、最も多く(毎回)出題されているものです。
1、場面の想定
  まずWelcome to ……?(How)can I help you?等の店員さんから声掛けがあれば場面想定は容易でしょうが、

Excuse me.Could you tell me〔疑問詞→主語→動詞…、または疑問詞+to〕?と、問い合わせ主(客)からいきなり本題に入る場合もあります。
いずれにしろすでに店内にいることを瞬時に想定してください。

2、会話の流れ
  次に問い合わせの内容は、多岐に渡ります。そこからの流れを例として挙げます。

・「~置いていますか?」➔「今はないけど、取り寄せできる」➔「間に合わないから、別の店に行く」
・「本を買ったけど、持っていた。交換か返金(refund)して欲しい。」➔「レシートはお持ちですか?」
・「~が欲しいのだけど自分で持って帰るには重たい。配達(delivery)できるか?」➔「近くにお住まいですか?」

この他の内容含め、共通していえる会話の軸としては、基本的に少し困った状態での質問・問い合わせなので、それに店の人はどう対応し、結局問い合わせ主(客)はどうするのか、ということになります。そこで、

3、questionでは、

①そもそも何を探していたのか(何が引っ掛かる点だったのか)?
②それに関する店の人の対応に、問い合わせ主はどう行動するか?
 ➔ どうして問い合わせ主は結局そうすることにしたのか?

等が問われます。
つまりquestionの中身は勿論、会話内容全体を押さえるべく聴く必要があります。

ここまでを読んで、「結局、全部聞ければいいってことじゃんかよ!」と短気にならないでくださいね。

ここに限らず第一部は、二人の人間が会話しているのですから『次はこう来るな…』等の予感・予想、かつそれをおおよそ的中させるべく、そもそもの会話の場面と雰囲気をつかむことがポイントになるということです。

お誘い

準2級同様、この出題も多いですね。誘いの内容が多岐に渡ることも、いうまでもありません。
ただ、準2級までを合格してきた方は、誘っていること自体は聴き取れているのがほとんどでしょう。

ではなぜ不正解となるのか、誘いの次に来る返事のトーンが低ければノー系、高ければイエス系と判断は基本にはあてはまるのですが、これに付く条件が準2に比して長めである点が、その原因の一つと考えられます。
     
よって条件、その中でも特にノー系に付いてくる理由を押さえるべく聴くことが求められます。
昔の嫌な思い出を回想したり等あるので、ここでも会話の場面と雰囲気をつかむことがポイントとなります。

そしてこのようにノー系に付随する理由が長くなれば、それに対して食い下がる提案も長くなる場合があるので、ここでも会話を軸で聴くよう心掛けてください。

電話

誰が誰に

まずツゥルルルゥ・・の呼び出し音直後の‘誰が誰に’をしっかり押さえるべきであることは、準二級と同様です。

・出た相手が会社で、掛けた方がMr.~?と聞くのなら自分の上司等に対する電話で、その内容は遅刻の連絡等と予測がつくはずです。
・出た相手が病院や航空会社等で、掛けた方が自らを名乗るなら、その内容は時間等変更の申し出等の場合が多いです。

このように2級リスニングにおいても‘誰が誰に’は非常に重要な要素となります。その根拠としては準2級に比し、声のトーンで内容を予測できる場合が少なくなる、つまりはトーンに関係に関わらない事務的な内容が多くなるからです。

回答でのひねり

これも準2級との違いという観点で述べますが、例を挙げると、

友達の家に電話した。
    ↓
もう寝ていると言われた。
    ↓
I’ll call again tomorrow morningと言った。
    ↓
明日は朝から試合があると言われた。

というように、最後が『それでOK』的に終わらない場合があります。

そしてquestionでは、何をsuggestされたか?と聞かれ、「明日の夜に電話する」が答えとなります。

要するに、会話の内容を軸で聴くのは勿論のことですが、準2級と違って会話のオチの手前がやや複雑になるので、そこまでを注意して聴くことが、ここでのポイントとなります。

どうだった?

これは準2級と同等かそれ以上の出題頻度となります。
そこでまた準2級との違いという観点で述べればHow等を使わず暗に『どうだった?』を聞いている場合があります。例えばhave you watched those DVDs I rent you last month?です。

こうやって活字で見れば「先月、私が貸したDVD見た?」と簡単なのですが、音だけで聴くと『うん?……先月貸したDVD?え?それを返してくれ……?といっているのか・・・』と頭がパニックになる人もいることでしょう。

もっと肩の力を抜いて頭から聴いてください。have you watched?つまり、聞いているのは「見ましたか?」ですよね。
ならば次にくるのは返事で、①見た、②何本か見た、③まだの三通りを推測できます。

しかし、この会話がどう続いていくかというと、結局貸主はDVDを見た感想を聞いて、話を膨らませたいのです。
「返してくれ!」だったら口調(雰囲気)でわかるでしょうし、タイトル名や出演者の名前は出てこず、会話は手短に済むはずです。

このように2級リスニングでは、How等を使わずの『どうだった?』から会話が膨らんでいく場合がありますので、頭からしっかり聴くことは勿論、
「普段自分がしている会話でも単純にしたかどうかを相手に聞いているだけなく、その先(感想等)を含んでいるよね」と頭を柔らかくしてください。

これが、How等を使わずの『どうだった?』を、うまく聴きとるポイントだと思います。

レストランにて

これも準2級と同様、出題頻度は高いですので、準2級リスニングでのレストラン内容が聴き取れていることが、2級で得点する大前提となります。

特に内容が難しくなることもなく、あえて準二級との違いを述べるなら、 

①予約のリストに名前がない➔確かにした。ここは〇〇Grillですよね?➔Sorry,sir.△△houseです。
②××を注文したいんだけど、メニューにない➔××は、水曜日だけなんです。本日のお薦めは・・・
③(こぼしたので)拭くものを貸して欲しい。➔お気になさらないでください。

等、ちょっとしたハプニングが加わったりします。

しかし準2級と同様、出だしの方で『レストランだな…』と気づけば、会話の内容はかなり限定されてくる(想定しやすい)ので、ここは得点源だと思って、最後まで落ち着いて聴くことがポイントです。

引っ越し

まずもってmove (in)to~というセリフに対して、引っ越しを想定できていない受講生が当塾には多いです。なので当然、~新しい環境はどう?とか、引っ越してきたばかりなのですが〇〇はどこですか?等の会話の内容が頭に浮かぶはずがありません。

準2級では出題頻度が低いので対応に慣れていない、というのが正解率が低い原因の一つでなのでしょう。とすれば速やかに引っ越しという場面を想定すること、そして(リスニング練習以前に)知人が引っ越す場合や、自分が引っ越した場合に口にしそうなことを考えてみることがポイントとなります。

しかし、私のリスニング解説講義では「僕(私)、引っ越したことないんですよ。」等を不正解の理由にする受講生がいます。
これは突き詰めれば、自分が人生で経験したことのない内容のリスニング問題はわからないということになります。

リスニング第二部では、理科や生物で習ったことのない虫や動物、伝説の生き物等の内容も出題されますよね。
私は、その正解者のほとんどが何とか聴こえた単語をつなぎ合わせ、『こんな感じのこと言っているんじゃないか』と食らいついていると思います。

引っ越しのテーマに限らず、自分が経験したことのない、または知らないことにも立ち向かっていきましょう。『聴いても一部の人しかわからないような、経験や知識は決して出題されない』と信じた上で聴かないと聞こえてくるものも聴こえなくなると、私は思います。

その他テーマ、及び第二部について

以上、私が思う頻出テーマを述べてきましたが、この他多岐に渡るテーマが出題されます。よって、『頻出テーマは着実に、他は何を言っているのかとにかく食らいつく』というような精神で練習、ひいては本番に臨んで欲しいと思っています。

このような精神からすれば、第二部で選択肢にアンダーラインを引いたり、ちょっとしたメモやマークをするのは当然のことです。

前回準2級の記事と繰り返しのオチとなりますが、目・耳、もちろん頭脳…全身全霊で聴くことが、第一部~二部通じての大前提です。要するに硬くならず、かといってボーっとならず、流れてくる内容を順を追って聴いてことが最大のポイントです。

まとめ

今回は冒頭にも述べましたように、前回準2級の記事とセット内容になります。つまり、この記事を読んでも読む前と正解率に変わりがない(共に5割程度)という方も、前回の記事を読んだ上で準2級問題にトライしてみてください。きっとリスニング問題のリズム的なもの(順を追って聴く)がつかめ、正答率は上がると思います。

このように、いったん自分の聴ける速さや量に戻りつつ努力を重ねていけば、苦手もしくは上達しにくいリスニング問題は、逆にあなたを二級合格へと導く武器となることでしょう。

皆様の試験本番での御健闘を心よりお祈りいたします。

最後までご覧いただき、有り難うございました。それでは、またの機会に

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長澤 倫康 (ながさわともやす)

長澤 倫康 (ながさわともやす)

藍洋塾の代表者兼、文系科目の担当をしています。 司法試験受験を重ねる傍ら学習塾に勤務し、子供達とふれあう中で教育に熱意を抱き、2012年に福岡市西区今宿駅前で開業しました。 現代の子供達に無限の可能性を感じつつも、日々起こる様々な問題に対し実力を発揮できていない実情を、社会に問いかけるべくブログを展開してまいる所存でございます。

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