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【定期テスト対策】高校入試につなぐご家庭でのお声掛け

読者の皆様こんにちは。
定期テストまで残り一週間を切ったという地域も多いことでしょう。

今回も、前回の記事で述べました‘やる気はモチベーションの構築の上に成り立つ’ということを前提に、定期テスト時期におけるご家庭での御子息に対するお声掛けをテーマに話を進めてまいりたいと思います。

前回の記事が主に中3保護者様向けの内容であったのに対し、今回は入学して初めて定期テストを迎える1年生、中学校生活に中だるみしてしまいがちな2年生の保護者様向けの内容といたします。

この記事を読めば、御子息に対する定期テスト前や期間中のチェックの視点や、試験答案返却後のメンタルケアのあり方の一つのモデルをつかむことができると思います。

どうぞ宜しくお願いします。

試験前の過ごし方

大半の中学校が試験日を木・金曜日に設定していますので、そこまでをインプット期とアウトプット期の大きく二つに分けます。

インプット期

遅くとも試験日までの最終日曜日の夜までに提出物関係(ワーク等)を全て終わらせましょう。

日曜まで部活の試合があったり、通われている塾で週末に対策授業が長時間あったりして、
最後は時間足らずで教科書の丸写しになってしまおうが、とにかく終わらせることが当記事内容の大前提となります。

つまり、週末までは定期テストに必要な知識を詰め込むことに意識を置きます。

アウトプット期

そして週明けは、アウトプット(問題を解くこと)に比重を置いた勉強方法に切り替えます。具体例を挙げれば、

  1. ワークがまだ手元にあるのなら答えを隠してもう一度解くこと
  2. 1.に新鮮味を感じない人は、書店にて自分の教科書に準拠した問題集を買って解くこと(自分で見てみて、これなら解けると思った物を買うことが肝心)
  3. 通っている塾のテキストが、自分の中学校の教科書に準拠しているものであれば、もう一度解くこと(書き込んでしまっているなら、新たにコピーしてもらう)

等です。

さらにここで最も注意しなけれならないのは、いわゆる‘でるでるプリント’の存在です。

中学校の先生が丁寧に、昨年度の問題や一問一答問題等を 「ここから70点分出すぞ!」等明言し、プリントを配布することがあります。
にもかかわらず近年、それに真っ先にかつ真剣に取り組もうとしない生徒が増えてきたように思います。

問題や答えに意味がわからない所があるのなら、科目の先生や友達または塾で聞いて理解した上で、あとはそれをひたすら何度も解くという単純なことを、何故か面倒臭がり、後回しにしがちなのです。

こうなってしまう原因を私なりに考えたところ、
恐らく生徒達は金曜日にはいったん勉強に節目が付くという短期的な時間感覚が備わっておらず、
何か漠然と定期テストという嫌なものがやって来るととらえ充分に身動きできていない、

つまり彼らは定期テストの存在自体を重荷にを感じているような気がいたします。

とすれば、このような傾向おけるご家庭での声掛けは、精神的を負担を和らげる意味で、また今後の人生でこういう場面は幾度となく訪れるということを悟ってもらう意味でも、かなり重要になってくると思います。

例えば、「今だけは、テレビもスマホよりでるでるプリントやろ!」や、それに対して休憩だと言い返されようとも「あとほんの数日我慢(自制)すりゃ、もっと楽しいやろ?!」等、

御子息の性格や生い立ちを踏まえ、今すべきことを、保護者様が最善だと思われる表現で諭していくべきところであると私は考えます。

このようなことから定期テスト前におけるご家庭では、「勉強せんでいいとね?」等の日常使う言葉の延長線上にあるのではなく、

週末までなら「ワークは?」、週明けなら「でるでるプリントは?」と具体的にすべきことを示したり、
また「どんなにきつくても後○○日やろ!」と檄を飛ばすことにより、

定期テスト終了までの学習リズム(抑揚)を、御子息が体得していくような声掛けを心掛けてみてください。

部活動が停止となり、普段より家で机に向かっている時間は長いものの、それがいまいち得点に反映していないという御子息は、上述したような戦略が立っていない場合がほとんどです。

どうか保護者の皆様、自分らの頃は当たり前だった、もしくはあまり深く考えずにそこそこ勉強してたとか思い出と重ね合わせることなく、

現代の定期試験は、上述のようなプロセスできっちり準備していないとなかなか思うような得点に結びつかない(内申点を左右するものであるからか、昔より緻密に作問されている)ということをご理解ください。

保護者様の現行の定期テストに関するご理解、ひいては御子息に対しての適宜なお声かけは、前回の記事の2.で述べました“まずはモチベーションの構築”をより早期に、かつ明確なものにする効果があるとも、私は思っております。

試験前夜、期間中

ここでは、御子息の迫りくる本番への過剰な焦りや詰め込みに注意を払いましょう。

具体的には、何らかの理由で未だワークが提出できない状態にあったり、逆に一通りの準備ができているゆえの不安から、前日の勉強が深夜(0時過ぎ)にまで及ぶことがないよう気をつけてあげてください。

これは特に数学の前夜で気を付けて欲しいことで、答案返却時「あれだけ勉強したのに…」と自分のの努力量と実際の得点が噛み合わなかったことに、深く怒り・悲しみ・落胆・後悔等を感じることがあります。

これが次回への良い薬となればよいのですが、思うようにように得点できなかった原因を‘ケアレスミス’のせい、
すなわち「本当はもっと取れていた」と真に反省せず、それ以降の定期テストにおいてもミスが慢性化することになりかねません。

これでは、うまく成功体験を重ねていくことができず、繰り返し述べているモチベーションの早期構築は遠のいてしまうように思います。

よって御子息に、前日にやり残した、もしくは総仕上げにもう少し勉強したいという気持ちがあるならば、

テスト当日の朝、普段より早く起きてするよう、声を掛けてください。
例えそれが30分・1時間でもリフレッシュされた彼らの脳は、前日夜の何倍もの吸収力を持っているはずです。

また、登校までの気分の差し迫った中での勉強が、どんな試験においてもギリギリの時間まで有効に使おうとする習慣づけの効果も期待できることでしょう。

このようにテスト前夜に夜更かしをしなければ、一日目学校が早く終わってまずは寝たいとという衝動も抑え、早めに翌日の準備を完了し、就寝することもできます。

一日目終了時点で体力や気力が残っていればいるほど、「今日はできたから明日も」という気持ちは倍増し、

逆に「今日の出来ビミョー」ということであっても、翌日までに更なるパワーアップや最大限のリカバーを図れる思います。

さらには、ご家庭での「どうだった?」等の会話も弾み、御子息は翌日までの適度な緊張感を保つことができるでしょう。

試験答案返却後

まずは答案を受け取った本人が、よかった・悪かったを直感的に感じることでしょう。

そこから、ご家庭で出る言葉に耳を傾けましょう。

ただし前回記事の3で述べました通り、その直感的に感じた良かった・悪かった等の言葉は、あまり客観性を持たないものです。

例えば仮にある教科が80点から70点に下がったとします。

しかし、前回80点のテストの平均点は65点、今回70点のテストの平均点は40点だとしたら、御子息は素点は下がったものの、今回の難易度が上がったテストでよく頑張ったことになります。

そして後日配布される得点度数分布表を見れば五教科合計の平均点もわかり、その回が全体的に難しかったのかどうかも判明してくることでしょう。

このような冷静な分析を待たずしての会話、もしくは会話自体をしないままででは、そこからの勉強において親子間がギクシャクしたり、

また気が優しい子はそれ以降が(自主性のない)いわれるがままの勉強になっていく可能性があります。

この手のパターンを、私は学習塾運営において、何例も見てまいりました。

また仮にどんなにきちんと成績表を分析できたとしても、御子息の成績は一つの中学校内の、一定の学習範囲ものであるに過ぎません。

なので、あまり結果に一喜一憂し過ぎることなく、同じ高校を受験するライバルは他の中学校にもいることを常に想定することが、

ゴール(志望校合格)を目指す上で大切なことだと私は思います。

まとめ

以上のことから、今回の記事の内容も、成績の上下は模試を基準に判断しましょうという前回記事の3に繋がります。

とはいえ、1~2年生の間は模試でのの範囲が狭く、受験者数もそう多くありませんので、客観的に成績を把握しうるといっても、そこには限界があります。

ならば、1~2年生の間は定期テストを通じて、高校入試までのロングランにおいて勉強し続けていく上での抑揚のつけ方(リズム)や、
テスト前日に限らず普段から夜更かしは極力避ける等の学習習慣を身に付けること

これがゴール(志望校合格)に対して最も合理的な定期テスト活用法であると私は考えます。

最後になりましたが私、現在福岡市西区今宿駅前で学習塾を営んでおります、長澤と申します。

今後も運営上その他で感じたことや考えたことを記事にしてまいりたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

最後までご覧頂き、有難うございました。

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長澤 倫康 (ながさわともやす)

長澤 倫康 (ながさわともやす)

藍洋塾の代表者兼、文系科目の担当をしています。 司法試験受験を重ねる傍ら学習塾に勤務し、子供達とふれあう中で教育に熱意を抱き、2012年に福岡市西区今宿駅前で開業しました。 現代の子供達に無限の可能性を感じつつも、日々起こる様々な問題に対し実力を発揮できていない実情を、社会に問いかけるべくブログを展開してまいる所存でございます。

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