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【日本の経済】学び続けるあなたこそ、未来の社長(資本家)

本年度第一回英検一次発表が終わり、期末テストシーズンを迎えた中高生の保護者の皆様

季節はじわじわと蒸し暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、前記事から述べてきております御子息のモチベーションの構築、ひいてはご家庭でのお声掛け以前に、僭越ながら、親としてあるべき姿について、記事を綴ろうと思います。

私、福岡市西区今宿駅前にて学習塾を営んでおります、長澤と申します。
どうぞよろしくお願いします。

大人になった今、勉強を始めましょう。

「えっ?いきなり」とか、「もうやってるよ」とか思った方、ページを閉じずにもう少しお付き合いください。

本記事では、大人の皆様が改めて今、勉強を始めるべき理由(必要性)から、話を展開してまいりたいと思います。

ではまず、本記事の大前提となる国内の雇用形態の未来の姿を、現在の日本の経済状況から予測していきます。

終身雇用制度の崩壊

先日、経団連の会長及びトヨタ社長より『もはや終身雇用制度は維持できない。』とのコメントが発表されました。

引き続いて、富士通やみずほ銀行をはじめとする大手メガバンクが約1万人規模の早期退職者を募り、実質上45歳定年がささやかれる時代となったという報道もありました。

さて、自分は大手に勤めていないから関係ない―果たしてそう言い切れるのでしょうか?

これを考えるには、まず資本主義経済社会というものをザックリ理解しておく必要があると思います。

読んで字の如く資本家が資本(資金)を元手に、市場に物やサービスを提供し、利益を得るという仕組みです。
この物やサービスの提供には、労働者(人手)の存在が不可欠となります。

一方でこの労働者は、賃金(給与)を得て生活をしていくわけですから、資本主義経済社会においては同時に、消費者となります。

このような前提からすると、日本の大手企業が軒並み労働力をカットし、労働者の賃金が下がれば家計を打撃し、国内の消費(景気)は冷え込む。
つまり大手企業の体力の低下は、そこと関連する中小企業に影響し、やがては世の中全体の通貨量を圧迫する構図となるのです。

このような経済的に大きな波がいつ訪れ、我々国民一人一人の生活に具体的にどのような変化をもたらすかについて、経済学者でも予言者でもない私が、詳細を述べることはできません。

しかし、いつ来るかわからぬ災害に備えるように、今から経済の波に対する危機意識をもっておいて損はないと思います。
なぜなら、ここでいう備えとは勉強を始めることであって、そこでした努力は無駄になることはないと私は考えるからです。

最悪、あなたが勤めている会社がなくなった場合など

このような経済状況の下、もしあなたの会社がなくなった場合、もしくは賃金と生活費が著しく釣り合わなくなった場合、あなたは新たに仕事を探さなければなりません。

年金受給年齢やその額、住宅ローンの残り等を考慮すれば、ハードルの高い職探しとなる方も出てくるでしょう。

また、仮にあなたが求める条件に見合った所に再就職できたとしても、その時の景気に照らせば、その会社はあなたが入社時に承諾した年齢より早期の退職を募ったりしないか、 
心のどこかに疑念を持ちつつの転職となるかもしれません。

この職探しの困難性や再就職先に対する疑念を抱く可能性こそ、あなたが今、何かを勉強し始めるキッカケとしては充分だと、私は思います。

あなたが今まで会社内では学ばなかったことやそれ以上掘り下げなかったこと、またはあなたが趣味としてしてきたことを、あなたなりの方法で勉強(研究)を始めてみてはどうでしょうか。

ただし、定期テストや単位で管理されることのない大人の勉強ですから、その分野に関わる人に説明ができる程度を目標として、研究を進めてください。これについては、詳しく後述致します。

雇用が少なくなっていく二つの要因

このような国内景況感の良し悪しに拘わらず以下に挙げる、これから雇用自体が少なくなっていく要因も、私は勉強を始めるキッカケになりうると考えます。

経済を発展させるための技術革新だったはずが…

まず、技術革新(ITやAIの台頭)によって、今ある職業の中で、どんどん人間の労働力が不要となっていくだろうといわれ始めてもう数年が経ちます。

実際買い物していても、無人レジが増えてきていることに、もうお気づきですよね。

ならばあなたは、仕事を機械に奪われてから何かを勉強し始めるのか、
そうなることを予期しつつ今から勉強を始めるのか、

時代は常に流れている以上、後者の方が有利なことは明らかだと思います(もし挫折しても早く始めた分、別の勉強を始める若さと体力が残る)。

無視できぬ、外国人労働者の存在

また、街中どんどん外国人が増えていることを実感していますか?

例えば、時間帯によっては店員のほとんどが外国人というコンビニエンスストアも、今では珍しくはない光景となってきました。

彼らの出身地等の詳細はわかりかねますが、恐らく母国での成績は優秀でかつ日本語を学び、すでに日本の非正規労働市場で活躍しているのです。

雇う側から見ても、日本の学生は土日はサークル・・・試験期間中は休みにしてくれだの自分の都合ばかりいうので雇いにくいという面もあって、勤労に貪欲な外国人を入れた方がうまく店が回っているのだろうと察しえます。

またこのように優秀でガッツのある外国人の中には、やがては就職戦線をも勝ち抜き、企業内にてAIを駆使し、ひいては日本人に指示を出す側に立つ者も出てくるかもしれません。

これが更に進めば日本国内には、外国人経営者と日本人労働者で成り立つ企業も増えてくる可能性があります。

以上二つのことから、日本人の雇用はますます少なくなっていくだろうというのが私の未来予想です。

ならば今、資本家達のかじ取りとは別に個人で出来ること(勉強)から始め、未来へ立ち向かっていきましょう、というのが本記事の主題です。

親の背中を見て子は育つ

本記事のここまでの流れを悲観的に過ぎると感じた方もいらっしゃることでしょう。

しかし、現実になってからでの対応では遅いでしょうし、繰り返しになりますが、現実とならなくても備え(勉強)は決して無駄にはなりません。

それどころか、未知なる未来に備えて、学生を終えても勉強し続ける親の姿を見て、勉強は一生続くものだと悟る子供もいることでしょう。

これこそが、大人(親)になったあなたが今、改めて何かを勉強し始める意義の一つであり、御子息に対する、どんなに素敵な励ましの言葉にも優る究極の教育であると私は考えます。

私は、中学生の塾生から「こんなん連立方程式とか勉強して、大人になって使うのか?ダルいけん、したくない」等の疑問をぶつけられることがあります。

『今ダルいからって逃げ腰になってても、高校・大学でもっとダルいと感じる単元は出でくると思うよ。

就職しても、覚えなきゃならないことが出て次々に出てきて、ある意味、勉強は一生続くと今のうちに覚悟しておいた方がいいと思う。

だったら今は、自分の弱い所をどう補強するのか、強い部分は更にどう伸ばすのか……自分自身をもっと深く知るために、将来使わないと思う単元も含めて頑張ってみたら?

頑張ってやってみなきゃ、自分が本当に好きか嫌いかなんて、わかんないよね。』

等の言葉を、私がつらつらと並べるより、保護者である皆様の後ろ姿の方が何百、何千倍もの説得力があると私は断言いたします。

手前味噌ではありますが二年前、文字もかなり見えにくくなっていた私の母が、夜中に部屋で何かゴソゴソとしており、それが数日か続いたので私が何なのかを問うと、

『英語の勉強を始めた』との回答。

いつまで続くのか、私は半信半疑で様子見しつつ約3ヶ月経った頃、英検のテキストを持ってきての質問をされた時、その習得度にビックリしました。
そこから私も姉も適宜に指導はしましたが、やはり本人自身の努力が一番大きかったと思います。

その3ヶ月後、準二級を受験し、合格しました。

年齢的にも母の英検合格が、直接何かのビジネスに役立つということはないでしょう。

しかし、今なお現役で飲食店を営んでおります母は、『お客さんと英語の話が弾んだり、英語の歌詞の意味がわかるようになってきた…』と非常に満足げで、今もぼちぼち勉強し続けております。

『このまま2級も合格して店引退したら、あんたんとこで採点かなんかして働こうか…』と、何歳になっても、何かを求めて突き進む人って見てて力強いし、その輝きに感動と勇気をもらいました。

勉強の方法と指針

さて勉強といっても、今すぐ本屋に行って資格本とか問題集買って…と堅苦しく考える必要はなく、例えばインターネットやYouTube学習動画を使って、好きな事・関心のあることから始めるのもよいと思います。

ただ勉強というからには、趣味と一線を画すという意味で、

1、先にも述べたように、自分が勉強(研究)した内容を、その分野に関心がある人に説明できる程度にまで習得すること。
 →  例えば現在、格安スマホの会社や新プランがどんどん増えているので、その料金比較をしてみたり、実際使ってみての三大キャリア(au,SB,DoCoMo)との違いを記事や動画としてまとめてみる等

2、今までの職務を通じて、または学生時代の勉強では気づかなかった、新たな発見をすること。
または、我流で理論的な説明はできないにしろ、実際使ってみると上手くいく自分独自のhow toを発見するまで研究や実践を重ねること。

3、仲間や友達への質問や意見交換に留まらず、書籍やネット上の情報、あるいはセミナーやサロンに参加しその分野の有識者の話を聞く等して、自分の進めている勉強の方向や内容に客観性と権威性を持たせること。

4、好きな時に好きなだけ勉強するというのではなく、30分でも1時間でも日々の生活でルーティン化すること。
 → 皆様の中には、部活して塾に行き10時位に帰宅し、更に勉強するという日常を送っている御子息もいるはずで、だったら親も仕事終わっても、そこから自分の勉強をして、御子息の模範となるべきだとの考えに基づきます。

言うは易し行うは難し、とお感じになる方もいらっしゃるでしょう。
ただ今からのちょっとした努力の積み重ねが、将来のビジネスへと繋がるかもしれない。

すなわち万が一、皆様の今の職場がなくなった場合、あなたが小資本を元手に起業することや、次の職場であなた地道に続けた勉強が重宝されAIや外国人に優る、という可能性を秘めているのです。

まとめ

先行き不安な、そんな日本の未来だからこそ、国や資本家に過度な期待を抱くことなく、個々人で、今現実にできることから始めてみましょう。

この状況は、これから受験を迎える御子息の心情と似ているがゆえ、あなたの勉強する姿は、彼らのモチベーション構築に大いに資することでしょう。

また御子息がすでに世の中では一流といわれている大学や会社に入っているとしても、それで安泰という時代は終わっているように思います。

つまりどんな学校や会社(内のポジション)にいようがある日突然、経済状況は変わりうるという危機意識は、常に持っておくべきものだと私は思います。

であるならばお父様・お母様、御子息をこれからも明るい未来へと導き、そして将来のあなたは、日本の労働者を支える存在(社長)になるかもしれない―その第一歩となる勉強を、今こそ始めてみませんか。

最後までご覧頂き、有難うございます。

今後も運営上その他で感じたことや考えたことを記事にしてまいりたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。

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長澤 倫康 (ながさわともやす)

藍洋塾の代表者兼、文系科目の担当をしています。 司法試験受験を重ねる傍ら学習塾に勤務し、子供達とふれあう中で教育に熱意を抱き、2012年に福岡市西区今宿駅前で開業しました。 現代の子供達に無限の可能性を感じつつも、日々起こる様々な問題に対し実力を発揮できていない実情を、社会に問いかけるべくブログを展開してまいる所存でございます。

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